Thursday, September 17, 2009

越後妻有アートトリエンナーレ2009、遊具

9月12日。松代の犬伏の松苧蕎麦店の田圃の中にある塩澤宏信作品〈イナゴハビタンボ〉。これは2006年の芸術祭に鉄骨の骨組みに陶器で制作された。そしてこれは、滑り台の機能があり、イナゴの背中を大人も滑り降りることができる。

 
 実際に、大人たちも滑り降りていました。

屋外彫刻やパブリックアートの歴史で、遊具としての機能がある作品は多い。イサムノグチも作っていました。
仮に頭の中で、塩澤作品の代わりにノグチ作品を置き換えてみる。そうすると、この場所がまったく違う意味になってしまうことがわかる。逆に、都市の公園の中にこの塩澤作品があることを想像してみても、意味が異なってしまう。
この作品は、site-specific 特定の場所のために作られた作品の典型の一つ。

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