Monday, September 07, 2009

西早稲田の天租神社の祭

9月6日、西早稲田にある天租神社の祭を、友人Tと見に行った。
神輿のスタートは、午前9時30分なので、9時に会場へ向うと、すでに多くの凛々しい人々が集まっており、さらに続々と法被(Happi)に帯に鉢巻き姿の人々があつまってくる。襟に〈西早稲田〉と染め抜いた法被ばかりでなくと、他の街の名を染め抜いた法被もあり、色も紋も様々。緊張感と高揚感があり、動画と音声も記録できればよかったと思った。
粋なファッション、汗とかけ声、神輿の重み、強い残暑の日差し。五感を刺激された。

本殿から神輿が下ろされる様子。

西早稲田の法被の背中には、大きな〈三つ巴〉紋。

行列の先頭は天狗。そして白い着物に空色の袴をはいた少年たちが、幟のついた槍をもって進んでいく。

次に、堂々とした男たちが歌(甚句?)を大声でうなりながら歩いてきた。

神輿の後には大きな赤い傘が続き、さらに大勢の人々が続く。
この神輿は街のなかを巡り、午後3時ごろからに再びこの神社にもどってくる。

早稲田通りに向う神輿の行列の中から人に呼び止められた。その人は白い着物に薄緑の袴姿のS神主。
また、昼頃神輿を担いだ人たちに道の脇で食事とお酒を提供していた。その給仕役の中に、最近顔見知りになった女性を発見、会釈するとビールを勧められた。彼女は、町内の道の脇に花を植えて世話している人。

社会の人間関係が希薄になっていると言われて久しいが、まだまだ可能性はあると感じられた。

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