この作品は川西の岩瀬集落に設置されていた西尾美也作品。タイトルは〈家族の制服〉。巨大な写真スクリーンが田圃の畦に設置されており、スクリーンの左下に小さな写真が設置されている。その小さな写真はこの集落の昔の家族写真で、大きなスクリーンの写真はその昔の家族写真を現代で再現されている。つまり、撮影場所、人物の配置、衣装が再現されている。
観客は集落の中に至る農道を歩いて行くと、巨大な写真を雑木林と農家に囲まれた田圃のある風景のなかに発見する。ここの環境の中で制作され展示されたことで、作品は環境の一部にとけ込んでいるように見える。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment